2012/10/08 08:46:56
北海道人 9
「北海道人」とは、幕末の探検家松浦武四郎の雅号である。
1846年2度目の蝦夷地探検である。
37年前の文化6年(1809)に間宮林蔵が探検したカラフト島を目指す。
(当時カラフトは北蝦夷地と言われていた)
しかし、渡るには松前藩の許可が必要で松前藩医師の下僕として
立つこととなった。
4月10日、江差から熊石,瀬棚を過ぎて山間に入る。
数日後にイシカリ場所に到着。
ソウヤに着いたのは江差から一ヶ月余り。
海上18里にカナフトである。
「再航蝦夷日誌」に詳しい。
カラフトの調査の帰りに、宗谷~知床間のオホーツク海岸を調査し、
再度宗谷に戻り陸路をイシカリに行き、イシカリ川をチトセに出て、
勇払をまわって9月初めに江差に帰った。
(写真は道北美深町にある松浦武四郎の碑)
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