2011/05/25 00:53:47
所在地 小樽市色内1-3-1 見学自由
竣工 1923年(大正12年)
施工 伊藤組
構造 鉄筋コンクリート造4階建て、地下1階
この建物が竣工した時期は小樽経済の最盛期で、旧三菱銀行や旧第一銀行とともに
「北のウォール街」の一角を飾りました。
鉄筋コンクリート構造としては、北海道で初期の建物で、タイル張りで簡素にまと
められています。
設計は当時の大蔵省営繕課で、中でも矢橋賢吉は一連の北海道拓殖銀行の本店支店
を手がけています。
バブル期に「小樽ホテル」として再生利用されその後ペテルブルグ美術館~ホテル
123(ワン・ツー・スリー)と変わり現在は観光客向けのホテル・ヴィブラント・小樽として営
業中だが1階に開店したベルギーチョコレートの専門店『ショコラduノール』が人気になっている。
国会議事堂を手がけた矢橋賢吉の設計で、優雅な曲線を描く石造りの外観と古典的な
円柱が立つ2階吹き抜けのホールが見事。現在はホテルとして使われている。
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