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三毛別事件(留萌・苫前町)その3 一方クマ狩りの本部が下流の一軒の家に置かれ、討伐隊員が集まった。ところが11日も12日もクマの姿さえ発見できず、焦りにかられていた。しかし、13日夕刻にはクマは誰もいない開拓部落の9軒もの家に侵入し、破壊の限りを尽くした。同日午後8時頃クマはさらに下流に現れ、発砲したが逃げられてしまった。14日午前、足跡と血痕を発見し追跡したところ、クマを発見した。山本兵吉はクマに向かって発砲し見事に的中、クマをしとめた。3日間にわたった討伐隊員の出勤は官民あわせて延べ600人、アイヌ犬10数頭にも及んだ。