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北海道出身の作家08bc4d29.jpeg
 
子母沢寛(しもざわかん) 2
 
『座頭市』は、62年の『座頭市物語』から89年の『座頭市』
まで映画26本、TV作品100本が作られた。
元は、下母沢寛が書いた
歴史随筆集「ふところ手帖」(61年、中央公論者)に収められた
400字詰め原稿用紙にして、20枚弱の短編「座頭市物語」が原作。
 

 下母沢寛は、天保期の侠客、飯岡助五郎の地元である飯岡に旅行し、
土地の人に座頭市の話を聞いたという。

その中で映画のキャラクターとの接点となる部分を拾ってみよう。
 
1) ”市さん”と呼ばれるその男は、飯岡助五郎の子分だった。
2) 盲目だが居合抜刀術の名手で、ある時宙に投げた酒徳利を、
    口を真ん中から底の方へ縦に真っ二つに斬り、このふたつのかけらを
    会わせると元の形になった。
3) 中年の頃からの盲目らしく、物の色や難しい言葉も覚えていた。
4) 大の博打好きで、しかも勘が良く、賽の目を読んだら百遍に一度も間違わなかった。
5) 大酒飲みだが、飲んで乱れたことはない。
6) おたねという貧乏漁師の娘と暮らしていた。
7) 笹川繁蔵を闇討ちにした助五郎のやり口に嫌気がさし、
    杯を返しておたねとどこかへ姿をけした。]
                                                              <座頭市シリーズ・誕生とその魅力>より
 

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2008年8月7日。 日本の一番東にある根室から出発します!
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