2009/05/26 00:25:14
アスパラガス日本発祥の地
アスパラガスは、実は岩内が発祥の地。
欧米視察から帰国した地元出身の下田喜久三農学博士
は冷害に強いアスパラガスの交配種の研究を行うべく
大正11年に町の40ヘクタールもの砂丘地にアスパラガス
を植え付けました。
翌々13年には日本アスパラガス(株)を創立。
当時、わずかに外国産缶詰があるだけだった時代に
岩内産のアスパラガスは品質・製法ともに外国品を
凌ぐ大変良質のものでした。
原産は地中海東部。
江戸時代にオランダ船から鑑賞用として日本にもたらされたが
食用として導入されたのは明治時代。
そして本格的な栽培が始まったのは大正時代からで、欧米への輸出用缶詰
に使うホワイトアスパラガスが始まりであった。
その後国内でも消費されるようになり、昭和40年代以降はグリーンアスパラガスが主流となった。
現在では生のホワイトアスパラガスや調理しやすいミニアスパラガスなどが店頭に並んでいる。
PR