和寒町(わっさむちょう)
2009/07/14 00:10:52
和寒町(わっさむちょう)
アイヌ語の「アッサム(at-sam)」
(オヒョウニレの木・(の)傍ら)
から地名がついたとされる。
「輪寒」「和参」と書かれた時代もあった。
和寒町は、上川支庁管内上川郡にある町。
かぼちゃやキャベツ、アスパラなどの野菜や、きのこの生産が盛ん。
キャベツを、収穫せずそのまま雪の下で保存する「越冬キャベツ」発祥の町。
和寒町
南の比布町との境には塩狩峠がある。
明治42年2月28日、ここ塩狩峠の区間に差し掛かった旅客列車の客車最後尾の
連結器が外れて客車が暴走しかけたところ、当時鉄道員でありキリスト教徒であった
長野政雄(ながのまさお)という男が列車に身を投げ、客車の下敷きとなり乗客の命
が救われたという事故が起こった。
現在、塩狩峠の頂上付近にある塩狩駅近くには、この事に対する顕彰碑が立てられている。
この実話を元に、三浦綾子が「塩狩峠」を著し、これを記念し塩狩峠記念館及び文学碑が建てられた。
写真右上⇒塩狩峠記念館
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