2009/03/17 00:28:11
陸別町(関寛斎)
酷寒の地、陸別にも、大いなる志をもって入植を
果たした開拓者がおりました。
関寛斎 (せきかんさい)
明治35年は関寛斎翁による陸別開拓の第一歩がしるされた記念の年。
33歳で阿波藩の御典医として徳島に招かれ戊辰戦争では医療活動を
行う日本最初の野戦病院で活躍。
戊辰戦争後は徳島に戻り海軍省や甲府の病院長を勤めたりするが、
明治6年にそれまでの地位を捨て町に診療所を開き地域医療の先駆者
として活躍していた。
72歳の時、かねてから計画していた北海道開拓を志し人跡未踏の地、
現在の陸別町斗満に四男又一と共にへ入殖し以後10年陸別の開拓に
人生を捧げる。
72歳で未開の地に旅立つことも、82歳にして服毒し自らの生涯を閉
じる事も想像の範囲を越えているが、壮絶な人生を駆け抜けた関寛
翁の生き様に感銘せずにはいられない。
町内5箇所に関寛斎ゆかりの地がある。
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