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豊浜(とよはま)トンネル岩盤崩落事故 4572a707c.gif
後志管内古平町  
 
1991年と1994年にも現場付近で小規模な崩落が起きており、
安全対策を怠ったとして北海道開発局の元幹部2名が書類送検されたが、
不起訴処分となっている。
遺族の一部は責任を追及しようと、道路管理者である国を相手取り
民事訴訟を起こしたが、判決では賠償金の支払いは命じたものの、
責任については明確にされなかった。
近辺に迂回路が一切ないため、余市町と古平町・積丹町の間を往来するには
岩内町・神恵内村を経由して大きく迂回するほかなく、一時半孤立状態となったが、
数日後には既に廃道として閉鎖されていた海側の旧豊浜隧道を活用
(旧隧道は断面が狭小で大型車のすれ違いが不可能ため信号機での整理による片側交互通行)
する形で仮復旧した。
その後1996年12月10日には事故現場の復旧を終え一度再開通した。
また、事故を受けルートそのものの見直しを行った結果、豊浜トンネルの途中から分岐して
崩落現場を避ける形で山側へ掘り進み、古平町側のセタカムイトンネルの途中へ合流して
戻る中継トンネルを掘削して、より安全なルートに切り替えることとした。
この工事は2000年12月8日に完成し、セタカムイトンネルを編入した全長2,228m
現在の豊浜トンネルとして開通した。
その後旧ルートとの分岐部から先は封鎖された。
 

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2008年8月7日。 日本の一番東にある根室から出発します!
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