2009/06/24 00:53:28
上川支庁
北海道のほぼ中央に位置し
地形は南北に細長く、東西96.7km、
南北224.4km、面積は9,852km²で
全道の11.8%を占めています。
これは、青森県(9,232km²)、岐阜県(10,165km²)、
鹿児島県(9,128km²)に匹敵します。
中央を旭岳( 2,290m)を主峰とする大雪山系、
北を天塩山系と北見山系、
更に南を夕張山系と日高山系が走行し、
それぞれ広大な上川、名寄、
富良野の各盆地を形成しています。
また、中央部は大雪連峰に源を発する石狩川が貫通し、
北部は天塩岳に源を発する天塩川が横断しており、
南部は石狩川の支流である空知川が流れ、
本道農業の中心地として広大な沃野を形成しています。
四方が山に囲まれた内陸地帯の盆地であるため、
冬季と夏季の寒暖の差が極めて大きく、冬季には最低気温零下41.0℃(明治35年1月25日)、
夏季には最高気温36.0℃(平成元年8月7日)を記録するなど内陸性気候となっています。
なお、「-41.0℃」は気象観署として全国1位の記録です。
人口は、53万5,456人(平成17年国勢調査速報値~北海道集計)で、
全道の9.5%を占め、14支庁の中では石狩支庁に次いで第2位です。
減少の背景としては、産業面で離農者の増加や、就業の場の不足、
都市の企業と地元企業との賃金格差などがあります。特に高校卒業後、
進学や就職等により地元を離れる傾向が多く見られ、若者流出による
地域活力の低下が大きな課題となっています。
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