2009/07/09 00:52:52
旭川市旭山動物園
日本最北の動物園。動物の自然な生態が見られる
行動展示を実施して、一躍有名になった。
北海道では1951年に札幌市円山動物園が開園。
1960年前後から全国の地方都市で盛んに動物園が建設されるようになり、
1963年にはおびひろ動物園が開園。
旭川市でも当時の五十嵐広三市長(後の建設大臣・内閣官房長官)が、
1964年度以降開園へ向け予算をつけ、市の東部にある旭山が選ばれた。
1966年4月着工して各地に預託されていた動物を運び入れ開園したのは
1967年7月1日である。
当初の動物は75種505点だった。なお、これにはコイ200匹も含まれている。
当初40万人ほどだった年間入園者数は、旭川市の人口増とともに右肩上がりに増加したが、
1983年の約59万7千人をピークに減少に転じた。
これを打開すべく、1997年より行動展示を実現する施設づくりに着手した。
同年には巨大な鳥籠の中を鳥が飛び回る「ととりの村」が完成。
翌年以降「もうじゅう館」「さる山」「ぺんぎん館」「オランウータン舎」「ほっきょくぐま館」
「くもざる・かぴばら館」と毎年のように新施設をオープンさせ、そのたびに入園者を増やしている。
1997年以降は入園者数が増加し、2006年度の入園者数は300万人を超え、
350万人の来園者があった上野動物園に次いで国内2位、世界レベルでも上位の入場者数を誇る。
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