2010/11/21 00:12:52
米村 喜男衛(よねむら きおえ)
北海道網走市 1892~1981
郷土史家、考古学研究家。
1912年にアイヌ民族の研究のため来道し、翌年モヨロ貝塚を発見。
縄文・アイヌ文化とも異なる「オホーツク文化」を世界に紹介した。
発掘調査が進むにつれ、その内容の豊富なことから「西の登呂」に対して「東のモヨロ」と呼ばれる。
1928年、自室に資料陳列室を開設、後の網走博物館となる。
1946から1971年まで網走博物館長。
司馬遼太郎、金田一京助など一流の作家や研究家とも親交が深く、また敬愛されていたという。
書には『モヨロ貝塚資料集』『熊まつり』『モヨロ貝塚』などがある。
道文化賞、道新文化賞、道開発功労賞受賞。網走市名誉市民。
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