2012/05/30 10:55:04
静狩金山
北海道の金産出については、あらためて掲載したいと思うが長万部の
静狩峠に金山が開かれたのは昭和8年のこと。
静狩金山は国鉄室蘭本線静狩駅の北方約1kmの所に位置し,交通の便
が極めて良く,平坦な海岸段丘と海が前面に聞けているという点で他の
道内金山とは違って,著しく立地条件に恵まれていた。
本金山は明治中頃に発見され,大正5年頃から開発されていったが,
その後川崎造船所,住友合資会社等の独占的鉱業資本の手を経ながら,
戦前においては昭和18年の金鉱業整備まで操業を続けた。
戦前の最も盛んな一時期においては,鴻之舞に次ぐ金山として豊富な鉱脈,
産金量を誇っていたこともあった。
戦後の2度の再開の中で少量の生産をみたこともあったが,昭和37年8月の
閉山以来,現在に至っている。
(写真は、当時の坑内実測図)
北海道の金産出については、あらためて掲載したいと思うが長万部の
静狩峠に金山が開かれたのは昭和8年のこと。
静狩金山は国鉄室蘭本線静狩駅の北方約1kmの所に位置し,交通の便
が極めて良く,平坦な海岸段丘と海が前面に聞けているという点で他の
道内金山とは違って,著しく立地条件に恵まれていた。
本金山は明治中頃に発見され,大正5年頃から開発されていったが,
その後川崎造船所,住友合資会社等の独占的鉱業資本の手を経ながら,
戦前においては昭和18年の金鉱業整備まで操業を続けた。
戦前の最も盛んな一時期においては,鴻之舞に次ぐ金山として豊富な鉱脈,
産金量を誇っていたこともあった。
戦後の2度の再開の中で少量の生産をみたこともあったが,昭和37年8月の
閉山以来,現在に至っている。
(写真は、当時の坑内実測図)
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