2012/11/13 07:25:53
雄冬岬(国道231号) 1
石狩館内浜益区と留萌館内増毛町の間にある「雄冬岬・おふゆみさき」(石狩市浜益区)は、
茂津多岬(島牧郡島牧村)、神威岬(積丹郡積丹町)と並んで蝦夷の日本海三険岬と呼ばれていた。
また、その厳しさゆえに道路が未整備で訪問が困難であったことから
「北海道三大秘岬」(室蘭の地球岬・根室の落石岬)の一つともいわれる。
標高1491mの暑寒別岳を中心に雄冬岳、浜益岳、郡別岳といった
標高1200m級の山々が連なり、すそ野は切り立った崖となり海に落ち込んでいる。
昭和28年、札幌―留萌間は国道231号に指定されたが、
自動車が通行可能なのは、札幌から厚田村を経て浜益村の一部までと増毛―留萌間だけ。
国道231号はながく「幻の国道」といわれていた。
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