2009/09/12 00:25:27
滝川市
(人口44,060人 2009年6月30日)
語源は、アイヌ語の「ソーラプチ」=「滝下る所」を意訳したもの。
空知川の中流には滝のような段差がありアイヌの人々から
「ソーラプチペツ」=「滝のかかる川・滝の川」と呼ばれており、
滝川という地名がつけられました。
滝川市の歴史は、明治23年北海道庁令第1号によって
滝川村戸長役場がおかれたことに始まります。
この年、北方の警備と開拓のため屯田兵440戸が入植し、
同27年には江部乙に400戸の屯田兵が入植して開拓が進められ、
これら屯田兵の往来と生活物資の供給、上川道路の開削に伴う資財の供給で
滝川は大いに栄えました。
明治31年上川鉄道の開通、水害の発生で滝川市は、交通の要衝としての地位を
失うとともに水害の被害で大きな打撃を受けましたが、大正2年滝川と道東を結ぶ
上富良野線(現根室本線)の開通によって再びその地位を回復しました。
昭和に入ってから石炭産業の隆盛によって赤平・芦別など産炭地からの石炭をはじめ
とする物資の輸送が活発になり、 滝川市発展の礎となりました。
NHK朝の連続テレビ小説「チョツちゃん」の舞台として有名になりました。
近年では石狩川河川敷にグライダー飛行場を建設し、グライダーによる町おこしが有名です。
PR