2011/05/19 00:25:44
小樽の水天宮は安政6年(1859)に建てられ、祭神は運河の街にふさわしい
水波能女神(ミズハノメノカミ)が祭られています。
現在の社殿は大正8年に宮大工伊久治三郎によって建てられた。
本殿、中殿、拝殿が連結する形式の権現造りで、屋根は銅板葺き。
本殿は流造りで、置千木、かつお木を上げています。
拝殿は入母屋造りで、正面屋根に大きい千鳥破風、向拝屋根上に小さい
千鳥破風2個を飾っています。
社殿塀内には明治26年に旧海軍水路部が設置した「経度天測標」と
明治38年ポーツマス条約により国境を定めた「樺太日露国境中間標石」
のレプリカがあります。
これは明治40年の旧樺太(現サハリン)の国境画定作業を記念し作ら
れたものを昭和6年に小樽公園から移設したもの。
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