2011/05/31 00:10:25
住所 花園2-12-1
建築年 昭和8(1933)年
構造 鉄筋コンクリート造3階建
建築時の用途 市庁舎
概要
小樽の有力者土肥太吉の10万円寄付を機に新築されました。
設計者は小樽市建築課長であった成田幸一郎以下の建築課スタッフで、
土肥秀二もかかわったといわれています。
外壁はタイル張りで、正面入口の車寄せ部分とその周辺を茨城産花崗
岩積みとした近代建築です。
正面上部に彫刻を施した6本の柱を配し、内部中央階段の正面はステン
ドグラスで彩られ、重厚な市庁舎となっています。
正面の玄関上部には6本の角柱が並び柱頭のコリント様式が印象的な建物です。
コリント様式とは古代ギリシャの神殿建築に用いられた3つの様式の一つで、
華やかな雰囲気を演出します。
外壁は花崗岩とタイル張りの2色になっており、内部に入ると正面ホールの階段上に
ステンドグラスが穏やかな光を取り込んでいる。
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