2011/05/30 00:21:40
住所 色内3-7-8
明治39年 (1906)10月に、日本郵船小樽支店として新築され、11月には
ポーツマス条約に基づく日露の樺太国境画定会議が開かれたことで名高い。
石造り2階建ての豪壮堅固な建物で、昭和59年から3年間に修復工事が
行われた。建物の至る所に美しい彫刻や装飾模様がみられ、天井の飾り
模様、シャンデリア、壁の金唐革紙、柱頭飾り、絨毯,蒸気暖房など明
治期建築技術の粋が集められている。
外観の重厚さと内部の華麗さのコントラストがおもしろい。
この支店の移転に伴い、昭和31年に小樽市が購入、重要な文化遺産とし
て一般に公開されている。小樽が国際外交の華やかな舞台となった記念
碑で、国の重要文化財に指定されている。
入場料100円、9:30~17:00 月曜休館。
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