2009/01/21 00:33:32
小樽築港駅
小樽駅から札幌に向って2つ目の駅。
複合商業施設ウイングベイ小樽と直結しています。
小樽市が駅南口前に設置したモニュメントには、
「小林多喜二(1903-1933)住居跡(旧若竹町18番地)」のタイトル
に続いて『明治末期、秋田から移住した多喜二の一家は、
鉄道線路を背に、小さなパン屋を営んでいた。
当時、家の裏手は築港の工事現場で、タコと呼ばれた土工夫が
過酷な労働にあえぎ、非人間的なタコ部屋に押し込まれていた
(タコ部屋労働)。
その実体は多喜二の心に深く焼き付けられ、
後年「人を殺す犬」「監獄部屋」などの作品を生んだ。
秀作「同志田口の感傷」の姉弟が鰯漁で湧き立つ熊唯浜(東小樽)へ
行くのもこの家からである。(後略)と書かれている。
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