2011/07/13 09:45:20
原発の調整運転長期化、
保安院「法令上問題の可能性」
朝日新聞 北海道版 2011.7.13
定期検査の最終検査をしないまま調整運転を続けている北海道電力の
泊原発3号機(北海道)と関西電力の大飯原発1号機(福井県)について、
経済産業省原子力安全・保安院の森山善範・原子力災害対策監は12日、
「正当な理由がないまま検査を受けずに長期化するのは法令上問題ある可能性がある」
と述べた。
保安院は最終検査の申請を出すよう促しているが、両電力は「震災対応などに注力
しており、少し待ってほしい」としているという。
両原発は震災前の3月に原子炉を起動して発電している。
通常は1カ月で最終検査を受けて営業運転を開始するが、4カ月と異例の長さで調整
運転を続けている。
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