2010/09/09 00:56:11
サロマ湖 ワッカ原生花園
北海道最大の湖(日本第3位)サロマ湖と、
冬は流氷押し寄せるオホーツク海に面した北見市常呂町にあります。
常呂町はホタテ養殖発祥地として知られ、
水揚げ量は日本一と日本有数のホタテの産地です。
ワッカ原生花園がある栄浦地区は、遺跡の館や東京大学の実習施設などがあり、
オホーツク文化時代の土器などが数多く出土されます。
日本初の屋内専用カーリングホールもあり、ホタテと遺跡とカーリングの町として紹介されます。
ワッカ原生花園は、常呂町栄浦(サロマ湖畔栄浦、サロマ湖畔などと表現される場合があります)にあります。
ワッカとはアイヌの人達の言葉で「水」を指します。
ただし、「水」だけではなく飲める水や湧き水を指すのだそうです。
サロマ湖とオホーツク海を隔てる細長い砂州には「ワッカ花の聖水」と呼ばれる湧き水があります。
ワッカ原生花園は、北海道遺産に指定されるほど自然がすぐそばにあります。
幅は200~700m、全長約20kmに及ぶ砂州は日本最大の海岸草原です。
森・草原・砂丘・湿地が混在し多様な生態系を形成し、
帰化植物も含め300種以上の草花が咲き、野鳥が生息しています。
1991年にはワッカの自然環境を保護するため、一般車両の乗り入れを規制しています。
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