2010/09/13 00:07:49
昭和50年、現在のチューリップ公園
(かつて屯田兵の集会場と訓練場なっていた)の場所に「老人農園」として、当初2アールの小規模な面積に植付けを行い、その後、30アールまで拡大されるまでになりました。
ただ単に自分たちが楽しむため、チューリップを残したいために農園で栽培されてきたチューリップでしたが、国道沿いに広がるチューリップ畑は、車で通過する町外の人たちから注目され、毎年春には、自然に人々が集まるようになっていました。
昭和62年には町の観光開発事業として展望台を兼ねた「オランダ風車型管理棟」を建設し100台収容の駐車場と約3ヘクタールの畑を整備、「1987チューリップフェア」が初開催。昭和63年4月1日に正式に町立の「チューリップ公園」として指定しました。
その後、レストラン「チューリップ館」や物販店舗、球根乾燥貯蔵施設、公園内道路の整備など、年々公園の拡張と整備に努めております。
現在、公園の総面積は12.5ヘクタール、このうち約7ヘクタールの畑に120品種120万本のチューリップを植栽し、毎年新品種を導入しながら植付け配置を調整しており、特に平成10年度からはチューリップの本場オランダから珍しい球根を直輸入しております。
オホーツクに遅い春が訪れる5月上旬から6月上旬まで、公園ではチューリップフェアが開催され、掘り取り販売や球根の予約販売など多彩な催しも行われ、毎年、10万人以上の観光客で賑わいます。
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