2008/12/27 00:26:34
国稀(日本最北の酒蔵)
本間泰蔵は、嘉永2年(1849)新潟県佐渡の仕立て屋
の三男として生まれ、
明治6年23歳で小樽に渡り呉服店の養子格の番頭
として働き、ニシン景気でわく増毛にしばしば行商で
来ていましたが、明治8年に増毛に移り住み呉服商
を始めました。
明治15年には「丸一本間」を名乗り
本業の呉服商の他に、荒物雑貨販売、呉服雑貨や漁獲物
の輸送のためだけではなく地域住民の需要を満たす海運業
当時この地第一の産業であったニシン漁にも手を拡げ
醸造業も始めるに至りました。
当時、日本酒の多くは本州からの移入酒で、決して安いもの
ではありませんでしたが、佐渡の知人に酒屋がいたことから知識
があった泰蔵は、当地での自家醸造を思い立ったとされています。
2008/12/26 00:26:10
増毛町
1900年(明治33)町制施行。
町名はアイヌ語マシケ(カモメの多い所の意)に
よるなどの説があります。
町名はアイヌ語マシケ(カモメの多い所の意)に
よるなどの説があります。
日本海に面し、JR留萌(るもい)本線
国道231号が通じ増毛町。
国道231号が通じ増毛町。
天保(てんぽう)年間(1830~44)に漁民が許可されて
道南から入り漁業集落が形成され、「千石場所」とよばれる
ニシン漁の好漁場でした。
道南から入り漁業集落が形成され、「千石場所」とよばれる
ニシン漁の好漁場でした。
現在も増毛港を中心に、サケ、カレイ、エビ、イカ、タコ、ホタテガイ
などの漁獲と水産加工が行われ、栽培漁業も推進されています。
などの漁獲と水産加工が行われ、栽培漁業も推進されています。
海岸西部の増毛町が
展開し、南部町境にそびえる暑寒別岳の山麓(さんろく)にはスキー場
や森林公園(渓流の森)があり、ともに暑寒別天売焼尻(てうりやぎしり)
国定定公園の一部となっています。
展開し、南部町境にそびえる暑寒別岳の山麓(さんろく)にはスキー場
や森林公園(渓流の森)があり、ともに暑寒別天売焼尻(てうりやぎしり)
国定定公園の一部となっています。
交流促進施設「元陣屋」(1996開設)、
北海道指定文化財「旧商家丸一本間家」(2000公開開始)
などの施設もあります。人口5708(2005)。
北海道指定文化財「旧商家丸一本間家」(2000公開開始)
などの施設もあります。人口5708(2005)。
2008/08/18 10:31:38
道北の旅(下川町)
北海道上川地方の北部に位置する人口約4000人の下川町は
岡部孝信・葛西紀明のジャンプで知られる町です。
また、「アイスキャンドル発祥の町」でもあります。
この町に世界遺産でもなければ、国立公園でもない
「万里長城」があると聞き行ってみました。
公園の廻りを囲む2キロの万里の長城。
1986年(昭和61 年)から始まりました。
何故作ったのかと聞きますと
「農地造成の際に、大量の石が出るのでそれを何かに
使えないものかと考えた末に思いついたものだとか」
本家の中国の許可も取ってあるとのことです。
築城は、「モッコ」を使い人力による築城を基本に、
体験型の手づくり観光資源日本一を目指し、毎月第3 日曜日を「町民石積みの日」としました。
今は、パークゴルフを設置した公園となっています。