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湯の川温泉
 
湯の川温泉は北海道の三大温泉郷の1つで観光名所。300px-Yunokawa_hot_spring_resort.jpg
 
1653年(承応2年)、松前藩主九代・高広(幼名 千勝丸)が
重い病気にかかり、治療も薬も効果なく、その病は日に日に
悪化していきました。
ある夜、母の清涼院は「松前城の東にある温泉に行けば、
どんな病も治る」というお告げを夢で見ました。
この夢で見た温泉こそ湯の川温泉でした。
その温泉に千勝丸を湯治させると、まもなく全快したといいます。
藩はそのお礼に、翌年、薬師堂を再建し、鰐口を奉納しました。
これが湯の川温泉の発祥と言われています。
 
文久3年頃(1863年)、100度Cの多量の湯が湧き出て、温泉宿ができました。
箱館戦争の終わり頃には、旧幕軍の総裁・榎本武揚が250名の傷病兵を湯治。
湯の川の隣町「榎本町」は彼の名にちなんだもの。
 
明治9年頃、福井県出身の石川藤助が100度C以上の効能すぐれた
温泉を掘り当て、明治19年に湯治場を開く。
この頃から入浴客が増え、料理店、宿、小売店などが建ち並び、
湯の川は賑わい始める。
移住者が増え、別荘が建ち、明治20年には新道(今の電車通)も開通し、
湯の川は保養地、避暑地として栄えることになる。
湯の川は海あり、山あり、温泉あり、と景色が素晴らしく、当時「湯の川八景」と
呼ばれるほどの景勝地として親しまれていた。
その後、北洋漁業の隆盛と共に賑わい、昭和20年頃まで「函館の奥座敷」と称されていた。
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2008年8月7日。 日本の一番東にある根室から出発します!
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