2009/02/22 00:14:40
田辺三重松(たなべ みえまつ)
函館に生まれた田辺三重松
(明治30/1897~昭和46/1971)は、
近代日本を代表する風景画家の一人です。
(明治30/1897~昭和46/1971)は、
近代日本を代表する風景画家の一人です。
函館商業学校で日本画家北条玉洞に絵を学んで以来
画家の道を目指すようになり、美術学校への進学を希望しますが
母親の強い反対にあい断念、家業の呉服業を手伝う傍ら、独学で勉強を続けます。
大正10年、函館で初めての美術団体、赤光社の設立に参加するほか
大正14年に結成された北海道美術協会(道展)にも出品を続けるなど
地道に画業を進めていた田辺が、二科展に初入選を果たしたのは昭和3年
すでに31歳になっていました。
画家の道を目指すようになり、美術学校への進学を希望しますが
母親の強い反対にあい断念、家業の呉服業を手伝う傍ら、独学で勉強を続けます。
大正10年、函館で初めての美術団体、赤光社の設立に参加するほか
大正14年に結成された北海道美術協会(道展)にも出品を続けるなど
地道に画業を進めていた田辺が、二科展に初入選を果たしたのは昭和3年
すでに31歳になっていました。
その後は、昭和11年に二科展で特待賞、昭和17年に二科賞を受賞、
その年には戦前最後の二科会会員に推薦されるなど、順調な歩みを見せます。
戦後は行動美術協会の創立に参加、同会を中心に精力的な活動を展開しました。
その年には戦前最後の二科会会員に推薦されるなど、順調な歩みを見せます。
戦後は行動美術協会の創立に参加、同会を中心に精力的な活動を展開しました。
また北海道でも、新たに結成された全道美術協会の創立会員として、その美術界をリード。
生涯を通じて、故郷北海道の風景をはじめとした雄大な自然を題材に、
大胆な形態把握と鮮やかな色彩で描き、独自の風景画を確立しています。
大胆な形態把握と鮮やかな色彩で描き、独自の風景画を確立しています。
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