2010/04/23 00:47:26
北海道の知事
建設グラフ2001年2月号の記事内容より
――一方、世界でも例の少ない積雪寒冷都市を抱える北海道は、寒地住宅都市研究所の建て替えと、研究システムやサービスのリニューアルに着手していますね
堀
はい。現在、平成14年度のオープンをめざして旭川リサーチパーク内で建設を行っています。
新施設では、これまでの研究成果を反映した、環境との共生を重視する、「パッシブ換気」(建物内外の温度差を利用した自然換気システム)や「自然光照明」、また、「氷冷房」(地下ピットにアイスシェルターを設置し外気を通し建物内に入れる)などの設備を取り入れ、21世紀の寒冷地施設のパイロットモデルを目指してい ます。
また、新施設は、道民に開かれた新しいタイプの研究所を目指しており、研究内容やその成果に関する情報を、展示や画面で皆様に見ていただけるようにするとともに、大学や企業、さらに、他の研究機 関や市町村との連携を密にし、建築に関する技術開発や環境・防災に関する研究をより進めていきたいと考えています。
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