2010/04/24 00:49:08
北海道の知事
建設グラフ2001年2月号の記事内容より
――そうした技術開発についてお聞きしますが、ある雑誌では、世界中の人間が日本人と同じライフスタイルで暮らしたなら、地球があと2つは必要になると報じていました
堀
これからの科学技術には、環境にやさしい素材や新エネルギーの開発など、人と自然が無理なく共存できる社会を支えるものとなることが期待されます。
北海道が公的需要に依存した体質から自立型の経済構造への転換を図るためにも、道内に蓄積されつつある技術を開花させるとともに、道外から積極的に知恵を集めていくことが重要な課題です。
こうしたことから、北海道の発展を牽引する未来型産業を創造していくための実用化・事業化に対する支援を行うとともに、本道の産業技術の高度化や、新規事業の創造を促進するための人材誘致の仕組みづくりを進めています。
そして、自然環境とライフスタイルの調和も大事です。
21世紀は「環境の世紀」とも言われています。北海道にかつて広がっていた豊かな自然を蘇らせるとともに、環境と調和した持続可能なライフスタイルを実現すれば、北海道が循環型社会の世界的なモデルとなることが可能であり、北海道の価値を一層高めていくものと期待されます。
こうしたことから、みどりの環境づくりの推進や、北海道に生息する希少動植物の保護の取り組みを進めています。
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