2010/06/30 00:06:22
カツラ
カツラは北海道で一番大きくなる木といわれ、現在でも山裾、谷沿い には直径2mを超える伐根がみられ、往時の巨木の様子がうかがえる。
日本の代表的な名木のひとつで、芽吹き時の紫紅色、秋の黄葉が美しい木である。
カツラの語源は、香出(かつ)からの転訛といわれている。「古事記」でも香木真っすぐに伸びた幹から、沢山の枝をのばす。
カツラの語源は、香出(かつ)からの転訛といわれている。「古事記」でも香木真っすぐに伸びた幹から、沢山の枝をのばす。
一株で多数の幹をだすことがある。樹皮は灰褐色で、老木ではねじれるように裂けて薄くはげ落ちる。葉は広い心臓形で,縁には波状のなめらかな鋸歯がある。雌雄異株である。
日本各地に分布し、沢沿いなどの湿った肥沃地を好む。
材質・用途
材は均質で、軽く柔らかいので加工しやすい。
建築、家具などに利用される。葉は香りがよく、まっ香をつくる。
北海道産の碁盤、将棋盤の多くは、カツラでつくられ、長時間打っても肩が疲れな いといわれている。
北海道産の碁盤、将棋盤の多くは、カツラでつくられ、長時間打っても肩が疲れな いといわれている。
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