2010/06/28 00:56:04
シナノキ
シナノキの名前については、「皮がシナシナする」 こと、またはその皮が白いのでシロからきたなどといわれている。
元来シナは "結ぶ""しばる""くくる"いうアイヌ語からきたものとされている。
花は夏の濃い緑の中に咲くので目立たないが、よい香りがして、そこに蜜蜂が群れていることが多い。 良質のハチミツがとれる。 花軸のもとに、舌のような形の長い飾り葉(苞葉)をつける。
花は夏の濃い緑の中に咲くので目立たないが、よい香りがして、そこに蜜蜂が群れていることが多い。 良質のハチミツがとれる。 花軸のもとに、舌のような形の長い飾り葉(苞葉)をつける。
秋には褐色の丸い実(核果)がなって、飾り葉とともに舞落ちる。
葉は円形に近い心臓形をし、縁に鋸歯があり葉柄は無毛である。 樹皮は、大きくなると縦に裂ける。
日本各地、中国に分布する。落葉樹林の主要樹種のひとつで、高木層を形成する。
少し湿った肥沃なところを好む。 よく萌芽幹をだす。
アイヌ語では、ニベシニといい、内皮のとれる木という意味がある。
材質・用途
軟材で加工しやすく、合板、アイスクリーム用へらなどに用いる。
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