2010/06/22 00:40:50
トドマツ
カラマツ、エゾマツ、トドマツが北海道の松の御三家である。
トドマツはその中にあって、唯一、幹の肌がスベスベしている。人工造林も多く、いたる所にトドマツ林がある。
特徴は、上向き・球果は上向き・樹皮は滑らかなため、ヒグマの爪あとがはつきりと残るものもある。
北海道で一番多く造林されている木 (トドマツはアイヌ語トトロップの転訛)。
北海道で一番ポピュラーな針葉樹であり、低地から高地まで広く分布していて造林地も各地にみられ、屋敷林、庭園樹としても植えられている。
日本のモミ属にはモミ、ウラジロモミ、シラビソ、オオシラビソ、シコクシラベ は本州以南に、そして、アカトドマツ、アオトドマツが北海道で見られる。
これらは葉の形、実の形、樹肌などはよく似ていて、いずれも葉は先が二裂する。
分布・生態
材質・用途
辺材、心材ともに黄白色で、木理が通直で加工は容易である。
建築、器具、包装用、パルプ材、その他広く用いられる。
建築、器具、包装用、パルプ材、その他広く用いられる。
特にタルキはエゾタルキといわれ高い評価をうけている。
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