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豊頃町 3  

豊頃町の文化財

北海道指定文化財

大津海岸トイトッキ浜野生植物群落

大津海岸トイトッキ浜は、大津市街から北東に約2km離れた旧十勝川河口付近にあり、太平洋岸に面した幅80m、長さ2,100mにおよぶ標高5~6mの砂丘地帯です。喬木のない草原で、コケモモ、ガンコウランなど多くの寒地、高山植物を含み他に、ヤナギラン、ウンラン、ハマナス、ハマエンドウ、コウボウムギ、オカヒジキ、ムシャリンドウ、クロユリ、スズランなどがよく自然の保たれた状態で生育しています。十勝沿岸の草原群落は後背部に泥炭地、湿地を持つために複合した景観をなすものが多く、トイトッキ浜はその代表的な一例とされます。また、群落の自然状態も極めて良く、北海道太平洋岸の代表的な海岸景観の一つとして学術上からも貴重なものとなっています。
(昭和38年12月24日指定)

大津海岸長節湖畔野生植物群落

長節湖は、大津市街から南西約4kmにある周囲5kmの鹹水(かんすい)湖で、太平洋と幅の狭い砂丘で隔てられています。
指定地は、この砂丘上の町道と長節湖の間にはさまれた幅250m、長さ500mの地域で、ハマナスを主とし、これにエゾカンゾウ、エゾキズゲ、ムシャリンドウ、センダイハギ、エゾスカシユリ、ハマフウロ、ヒオウギアヤメ、クロユリ、スズランなど多くの草種が加わった群落で、春から初秋にかけては花が次から次へと咲き競います。
この種の海岸草原群落は小清水海岸などオホーツク海沿岸のものがよく知られていますが、この地域のものもまた、規模において劣るものではありません。
特に長節湖畔の群落にはシロバナハマナスを混じえており、湖の静けさと相まって、広々とした景観に趣を添えています。
(昭和38年12月24日指定)

カムイノミの図

絵馬「カムイノミの図」は、明治5年10月幸喜丸の船頭和右衛門が願主となっていますが、高価な絵馬であることと、遠景に福島屋杉浦嘉七所有(両天秤印)の帆掛け舟が描かれていることから、漁場持ちである嘉七が関わっていたと推測されています。
大津や広尾の神社には幕末から明治にかけての絵馬が数多く奉納されていましたが、第二次大戦時にほとんどが焼却されてしまいました。
幸いなことに残ったこの絵馬は、明治初期の和人とアイヌの関係を知る貴重な資料でもあります。
(平成13年3月30日指定)

福順丸の図

慶応2年、杉浦嘉七の手船、福順丸の沖船頭又助が大津稲荷神社に奉納したもので、十勝管内の船絵馬としてはこの一点のみが現存しています。
船本体は紙で描かれていましたが、はがれ落ちています。
(平成13年3月30日年指定)

 


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2008年8月7日。 日本の一番東にある根室から出発します!
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