2010/08/31 00:12:49
3,650人(人口、2010年3月31日)
天塩町(てしおちょう)は、北部の西海岸に位置する町。
北海道内第2位の長さで北海道遺産の大河、
天塩川の河口に位置する。
北海道らしい大ぶりなシジミの産地として有名。
町名は天塩川に由来する。
同川の「天塩」とは、アイヌ語の「テシ・オ」ヤナ
(水中や木・竹・杭等を並べ水流を堰塞して、魚を捕獲する仕掛け)の意を含んでいるといわれている。
同川中流域(中川郡美深町恩根内付近)にはかつて梁状の岩が川を横切っていたこと
に由来する。
天塩川の河口に位置し、また河口部からサロベツ原野にかけて長く発達した砂嘴に
よって形成された天然の防波堤(この部分は幌延町に属する)により、非常に良港で
あったこともあり、明治期には同川の流域の森林から切り出した木材の集積地として、
また郡役場、警察、営林署などの各行政施設が置かれ、道北の中核都市の一つとして栄えた。
河口に位置する市街地には材木問屋の支店が居並び、北隣の幌延町問寒別地区など
での森林鉄道を使っての木材の伐採、天北炭田、また河口でのシジミ、
中流域でのチョウザメ、日本海でのニシンの漁獲など、産業が栄えた面影を中心部に
残している。
主要産業は漁業、酪農。 シジミの漁獲量は北海道一を誇る。
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