2010/08/30 00:55:17
3,121人(人口、2010年3月31日)
遠別町(えんべつちょう)は、留萌管内北部にある町。
町名の由来は、アイヌ語のウェンペッ(wen pet 悪い川)から。
日本の稲作の北限地。
1896年 白幡源太郎が遠別に入植する。
(遠別町で記録が残っている最初の人物)
1897年 越前団体が入植する。(遠別町の開基)
「遠別町」は、明治30年この地に開拓の鍬おろし、昭和24年に町制が施行された。
この間、北・北海道の厳しい自然の中で、幾多の困難を克服しながら発展してきました。
昭和33年の8,944人を頂点として、以後、戦後の開拓者の離農やにしん漁業の衰退、
さらには若年労働者の都市への流出などにより、急激な過疎化が進んでいます。
町の産業は、日本最北の水稲北限の地とて、農業を中心とする第1次産業が主体となっています。
日本最北の米どころとして、良質なもち米が生産されるほか、味がよいと評判のメロン、ホウレンソウ、
アスパラガスなどの野菜も生産しています。
漁業は、ほたての稚貝を養殖し生産地へ出荷したり、近海で獲れた魚介類に付加価値をつけ
生産・販売するなどの取り組みをしています。
商工業は、人のぬくもりと現代的な感覚を大切にしながら、活気ある経営を展開すべく、
地酒「北吹雪」を始めとする地場産品の販売、商店街をより良くするためにたゆまぬ努力をしています。
平成18年3月に「自治基本条例」を制定し、小さくても元気あふれる「みんなで創る・えんべつ」を
築き上げるため、住民一体となった協働のまちづくりを進めています。
出身の有名人
松村和子(歌手)
坂川栄治(作家)
正司歌江(タレントかしまし娘)
品田雄吉(映画評論家)
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