2010/12/08 00:24:16
宗谷総合振興局(林業)
管内の森林蓄積は、ha当たり98㎥で、全道平均118㎥を大きく下回っています。
これは、過去の伐採や林野火災などにより多くの森林が失われ、加えて宗谷の厳しい気象条件が森林再生を困難なものにしていることに主な要因があります。
このため、無立木地などへの造林、間伐など森林の整備を積極的に進めています。
長期化している木材価格の低迷や林業労働者の減少・高齢化など林業を取り巻く環境は依然として厳しいものがありますが、林業と木材産業の連携強化や森林の整備、木材の生産活動に不可欠な林道網の整備などによりコスト低減に努めています。
また、山地災害の予防・復旧や保安林の整備などを行い、私たちの貴重な財産である国土の保全や森林の持つ公益的機能の高度な発揮を図っています。
森林とのふれあいにより、森林の持つさまざまな働きに対する理解を深める機会として、地域住民、みどりの少年団、ボランティア団体などへの育樹指導や植樹祭開催などを通じ、道民との協働によるみどりづくりを進めています。
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