2009/05/12 00:30:11
ウトナイ湖
ウトナイ湖は、
周囲9㎞、面積275ha、平均水深0.6mの淡水湖で
美々川をはじめトキサタマップなどの清流がそそぎ、
湖の周辺には原野、湿原などの豊かな自然が形成されています。
1981年5月に日本野鳥の会が日本で最初に
野鳥の聖域「サンクチュアリ」を開設し、人と自然が触れ合う場として
多くの人が訪れています。
また、1991年12月には、湖を含む周辺約510haが
国内4番目のラムサール条約登録湿地に認定されました。
勇払原野の北西部に位置し、背後には工業地帯が広がっていますが
鳥類257種が認定され、日本屈指の渡り鳥の重要な中継地・越冬地
になっています。
氷が溶け始める3月から4月初めまでは、北へ帰る水鳥たちが群れる
四季の中で一番にぎわう季節です。
特にガン、カモ類やハクチョウなどの渡り鳥にとっては重要な中継地であり
マガンやハクチョウの集団渡来地として国際的に知られています。
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