2010/10/14 00:13:18
⑥寿都町 弁慶岬・義経の物見台
その昔、糠森という場所そのものが弁慶の土俵だったそうな。
「はっけよい!」力自慢の弁慶の大相撲。
弁慶土俵 (寿都町・糠森)
土俵づくりに使った糠の残りが岩となって出来たそうです。
土俵の大きさは幅20m、周囲に30cmの土盛りがされており、
あたりには4本の柱の跡、弁慶が履いていた大きな下駄の足跡、
上方には義経が座った物見台もあったということです。
力自慢の弁慶は、相撲の相手を手加減しません。
勢いあまって投げ飛ばされた人は、崖下に転げ落ち、 鼻血で岩を赤く染めました。
近くの岩が"赤岩"と呼ばれているのはそのためです。
向うところ敵なしの弁慶も、義経を相手に相撲した時だけは、 尻もちをついて負けたということです。
PR