2009/06/10 00:04:24
古平町(ふるびらちょう)
3,896人
を結ぶ国道229号線の豊浜トンネル(延長1086m)で、
最大長さ70m、最大幅50m、最大深さ13m、
体積約11000立方メートルの岩盤が崩落した。
この事故で、札幌雪祭りや小樽市へ向かう乗客を乗せた
路線バス1台、乗用車2台がトンネル内で押し潰された。
このトンネルは海岸線に沿って山肌を削るように造られており、
岩盤除去作業が思うように捗らず、二次災害の可能性から救助
が遅れた。
その間、管理している建設省(当時)の現場責任者らに、被害を
受けた家族等が「早期救助」を訴えて詰め寄るなど現場は騒然。
結局、事故から1週間後に20人全員の死亡が確認されるという惨事となった。
このトンネルは、以前から壁に亀裂が走っていたり、石が落下していたため地元住民
は崩落の危険性を危惧していた。が、対策前に尊い命の犠牲を出してしまった。
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