2009/07/07 00:12:39
平和通買物公園
平和通買物公園(へいわどおりかいものこうえん)は,旭川駅前から8条通に
至るまでの約1kmに渡る歩行者天国である。(道路幅員:20m)
1972年6月1日に日本初の恒久的歩行者天国として開設された。
五十嵐広三市長(後の衆議院議員、建設大臣・内閣官房長官)が1963年に
37歳の若さで旭川市長に当選すると、平和通の歩行者天国(買物公園)化に
ついて具体的に検討を進め、1965年に平和通買物公園構想の立案計画を
市政方針で発表した。
ヨーロッパのモールのように、ゆったりと買物が楽しめる緑の空間を造りだし、
モータリセーションに対抗して「人間性回復」をアピールすることにより、
平和通商店街の繁栄・魅力づくり、旭川のイメージアップに役立たせようとす
るものだった。
旭川駅前の歴史
1898年、旭川に待望の鉄道が開通した。
上川線が旭川まで延伸開業され、北海道の海の玄関であった小樽港と鉄路で結ばれたのである。
また、1894年に勃発した日清戦争後の国策(軍備拡張)により、陸軍第七師団が鷹栖村字近文
(現:旭川市近文)に拡張・移転されることになった。
各連隊の移駐は1900年から順次開始された。
そのような経過から、旭川駅前から旭橋を経由して陸軍第七師団まで通じる道路は、自然発生的に「師団通」と呼ばれるようになった。PR