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神居古潭 (かむいこたん)

 

アイヌ語で「神の里」を意味し、
石狩川の急流沿いに奇岩怪石が約10km続く。43b088c0.jpeg

渓谷の濃緑色及び黒色質の岩石は神居古潭石と呼ばれ、
また吊橋付近には激流
がつくる「神居古潭おう穴群」
<昭和41年(1966年)に市の天然記念物指定>がある。

英雄神と魔神の戦いを描いた「サマイクル伝説」やフキの下の
小人「コロポックル伝説」
などが語り継がれている。


カムイコタンの伝承

石狩川が急峻な流れを持つことから、以下のような伝承(ユーカラ)が
生まれたといわれ、
現代に伝えられている。

かつてこの地にはニッネカムイ(またはニチエネカムイ)が住んでいた。

ニッネ(悪い)+カムイで、悪神・魔神と訳される。

ニッネカムイはこの地に大きな岩を投げ込み、往来するアイヌを溺れさせようとした。

ヌプリカムイ(山の神)が見とがめて岩をどかすが、ニッネカムイは怒ってヌプリカムイ

と争った。英雄サマイクルがヌプリカムイに加勢したため、ニッネカムイは逃げようとし

たところ川岸の泥に足を深く沈めてしまい、動きが止まったところでサマイクルに切り殺された。

川岸に残る大きな甌穴は、そのときにニッネカムイが足を取られた跡であるという。

また周辺にはニッネカムイの首やサマイクルの砦とされる奇岩が見られる。
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2008年8月7日。 日本の一番東にある根室から出発します!
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