2009/11/04 10:47:53
通行屋とは
北海道開拓のために
開拓史<北方開拓のために1869年(明治2年)~1882年(明治15年)>
が主要道路の要所に設置した施設のこと。
早馬の乗り継ぎ場所として、また旅行者や北海道開拓者の宿泊所として利用され、
交通事情が悪かった開拓時代にあっては大切な施設だった。
当時、類似施設として「駅逓所」があった。
通行屋とほぼ同様の機能を持っていたが、駅逓所は郵便の仕事も行なっていた。
どちらも北海道の開拓に大きな役割を担った。
札幌に現在残っているのは、簾舞(みすまい)通行屋で、1872年(明治5年)に建てられた。
その他に、三樽別、厚別、定山渓などがあった。
明治20年以前の札幌近郊の駅邸は、松島、札幌、篠路、対雁があった。
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