2011/06/02 00:49:13
お雇い(御雇)外国人 1
お雇い(御雇)外国人(おやといがいこくじん)は、幕末から明治にかけて、「殖産興業」などを目的として、欧米の先進技術や学問、制度を輸入するために雇用された外国人で、欧米人を指すことが多い。江戸幕府や各藩、明治政府や各地の富豪によって招聘された。幕末に各藩が競って外国人を抱えて雇用したために、お抱え外国人とも呼ばれることもある。
概要
お雇い外国人は、日本の近代化の過程で西欧の先進技術や知識を学ぶために雇用され、産・官・学の様々な分野で後世に及ぶ影響を残した。
江戸時代初期にはヤン・ヨーステンやウィリアム・アダムスなどの例があり、幕府の外交顧問や技術顧問を務め徳川家康の評価を得て厚遇された。幕末になり鎖国が解かれると、シーボルトが一時期幕府顧問を努め、レオンス・ヴェルニーが横須賀造兵廠の建設責任者として幕府に雇用された例などがある。しかし、外国人の雇用が本格化するのは明治維新以降である。
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