2014/04/03 16:40:12
タイトル 「菜の花畑 (滝川市)」
油絵 F3 縦220×横273
菜の花といえば、淡路島の高田屋嘉平衛が有名ですが、毎年5月中旬
から6月上旬に滝川市内には菜の花畑が広がります。
その面積は約180haと日本一の作付面積を誇っています。
(滝川市とは、札幌から12号線を北に80キロのところです)
おもに江部乙(えべおつ)地区の丸加高原周辺に点在し、黄色い花畑が
じゅうたんのように広がります。
札幌から車で約2時間、「たきかわ菜の花まつり」が開催されます。
江部乙は、滝川の市街地ではなく旭川方面の外れにあり、今は「道の駅」
があるところです。
この地は、明治20年代に屯田兵によって開拓された地域です。
しかし、屯田兵の兵舎に最初に入ったのは「十津川郷の人たち」でした。
明治22年奈良の大洪水で家を失った人たちの救済で、永山武四郎の計らい
で新十津川に移住しますが、北海道に着いたのは冬。
この兵舎でひと冬を過ごし春になって石狩川を渡ります。
一兵舎に5家族が入ったとあります。屯田兵の兵舎を見た人はわかりますが、
どこで5家族が寝たのかと思います。
司馬遼太郎が、兵舎は人が暮らせる状態ではないと書いたところです。
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