2011/10/23 08:20:24
<上川仮道路(現在の国道12号線)開通> |
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国道12号の歴史は、前身となる市来知(現 三笠市)- 忠別太(現 旭川市) | ||||||
間の87.9kmの上川道路が1886年(明治19年)5月に着工したのにはじまる。 | ||||||
工事には、月形町の樺戸集治監の囚人が駆り出され、わずか90日後の8月に | ||||||
幅約2メートルの道路が仮開通した。この工事の復命書に「可成(なるべく) | ||||||
直線路に為すを主とし」とあったことから、美唄市 - 滝川市間の日本一長い | ||||||
直線道路が誕生した。 | ||||||
翌年から、樺戸、空知集治監の囚人らによって改修が行われ、1889年ごろに | ||||||
完成した。工期の短さから囚人の労働は過酷なものであったことがわかるが | ||||||
動員数や犠牲者数は記録に残っていない。 |
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