2011/07/21 00:12:23
華族(かぞく)制度 その2
最初の叙爵
公爵
公家からは五摂家、武家からは徳川家宗家。
公家からは三条家(三条実美の功)、岩倉家(岩倉具視の功)
武家からは島津家宗家(薩摩藩主島津忠義の功)、
玉里島津家(島津久光の功)、
毛利家(毛利敬親の功)が公爵に叙せられた。
侯爵
公家からは清華家、武家からは徳川御三家と現米15万石以上の大名家。
琉球国王であった尚氏。
「国家に勲功ある者」として、木戸家(木戸孝允の功)、
大久保家(大久保利通の功)
中山家は中山忠能が明治天皇の外祖父であったことが考慮。
伯爵
公家からは堂上家、
武家からは徳川御三卿と現米5万石以上の大名家。
東久世家は東久世通禧の功。
武家のうち対馬藩主宗氏は朝鮮外交の担当者であることが考慮。
平戸藩主松浦家は中山忠能夫人が明治天皇の外戚に当たることが考慮。
西本願寺・東本願寺の世襲門跡家であった両大谷家も伯爵となった。
「国家に勲功ある者」として、伊藤博文・黒田清隆・井上馨・西郷従道
山県有朋・大山巌等といった維新の元勲達が伯爵に叙された。
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