2011/08/05 09:42:01
<士族の廃業>廃藩置県 廃業者194万人
明治元年、明治維新により武家社会は終ります。
廃藩置県(4年)、田畑売買禁止の解除(5年)、地租改正(6年)と立て続
けに封建的な土地制度を廃止。
農民に土地の所有権を認めるとともに地価の3%を地租とする大改革でした。
旧藩では、士族を農工商の職業につかせることを奨励します。
政府は、明治6年より、家禄奉還を願い出た士族には就産資金や公債を保
証、荒蕪地・山林等の格安払下げなどの制度を設けて士族の救済を図りま
す。当時の武士階級は約194万人、この制度が廃止(同8年)される2年
に、約13万5千人もの士族が家禄を奉還、このとき払い下げられた土地は
約8万5千haにも達しました。
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