2010/02/23 00:16:08
湧別川(ゆうべつがわ)は、網走支庁を流れオホーツク海に注ぐ一級河川。
湧別川水系の本流である。
湧別川は、その源を北見山地の天狗岳に発し、山間部の遠軽町白滝を
流下し、丸瀬布で武利川が合流し、遠軽市街において平野部に出て生田
原川を合わせ、湧別町でオホーツク海へ注ぎます。
ユベ(Yube 鮫)から出た名であるとする説や語源はユベ・オツ(蝶鮫・多い)
から出た、あるいはイベ・オツ・イ(魚・豊富である・所)とする説などがある。
流域は年間を通じてオホーツク高気圧の影響を受け、夏は比較的涼しく、道内でも雨の少ない
地域です。流域には、約1万6千年前に、黒曜石で湧別技法と呼ばれる石器を作り、狩猟生活を営
んでいた人々が暮らし、その遺跡が残っています。
開拓は、明治12年の紋別戸長役場の開設に始まり、明治43年の池田~野付牛間の鉄道の開通
により本格的に進みました。
現在では、ホタテやカキなどの養殖漁業、タマネギ、小麦、ジャガイモなどの畑作農業が盛んです。
また、流域市町村が一体となった「湧別原野オホーツク100kmクロスカントリースキー大会」や
「水ウォーク大会in湧別川」など、多数のイベントが開催され、湧別川は流域のシンボル的なもの
となっています。
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