2012/10/19 10:05:52
北海道人 19
「北海道人」とは、幕末の探検家松浦武四郎の雅号である。
16歳 で江戸に出て篆刻を学び、
17歳 から諸国還暦の旅に。 22歳、平戸宝曲寺に滞在し
25歳 で朝鮮に渡ろうとするが果たせなく、平戸光明寺の了縁師に詩歌・画を学ぶ。 27歳、伊勢に帰郷し蝦夷地に向かう。 28歳、初めて蝦夷地に渡り知床に「勢州一志郡雲津松浦武四郎」の標柱を立てる。 29歳、第二回蝦夷地探検、カラフトに至る。
30歳 松前藩の内情を探り「秘めおくべし」を作成する。 32歳、第三回蝦夷地探検、千島に至り「蝦夷大概図」を作成。 37歳、松前藩より狙われる。 38歳、幕府より蝦夷地御用のお雇入れの命を受ける。 39歳、第四回蝦夷地探検、西海岸の新道予定地を調べながら宗谷、カラフトに渡る。 40歳、第五回蝦夷地探検、石狩を丹念に歩く。 41歳、第六回蝦夷地探検、シリベシ(後志)・クスリ(釧路)を回る。 42歳、福田とうと結婚。
51歳、新政府より箱館府判事を命じられる。
52歳で蝦夷地開拓御用掛を命じられる。その後開拓判官を命じられる。
道名・国名・郡名の制定に力を尽くす。 53歳、官職・位階を辞す。 70歳、富士山登山「木片勧進」を刊行。 71歳、明治21年、東京神田五軒町の自宅で亡くなった。
(写真は幕末の箱館奉行所の組織図)
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