2009/09/03 00:51:45
幌内炭鉱(ほろないたんこう)とは、三笠市(開山当時は幌内村)に存在した炭鉱。
お雇い外国人による指導で、石炭層の発見~採炭から輸送に至るまで機械化が
進められた、日本の近代炭鉱の先駆け的存在。
明治期の近代化から太平洋戦争後の復興期まで、縁の下で日本を支えた歴史的
に重要な炭鉱の一つである。
独立系の炭鉱会社も数社が開発を手がけたが、開発の主力を担ったのは北海道
最大の炭鉱会社、北炭。
北炭の本鉱の立坑は、延長1,000mを越える日本最大規模となった。
最終的に北炭の生産量は、100万トンを越えている。
●概要
1879(明治12)年に開坑した道内最初の大規模炭鉱。
1989(平成元)年に閉山しました。閉山後、構造物の大半は取り壊されたましたが、現在もコンクリートの基礎等が残っています。コンクリート台座などが残されている他、幌内神社や関連施設、坑口跡など炭鉱跡が自然と同化していく姿を見ることができます。
「空知に残る炭鉱関連施設と生活文化」は平成13年に北海道遺産に選定されました。
音羽坑口が開坑された翌年の明治13年に立てられました。
今では訪れる人もなく、倒壊寸前です。
幌内神社下にある、明治12年に開坑の道内最古の坑口です。
当時の鉱夫の8割は囚人であり、一般人は2割でした。
当然、処遇は大きく違い、過酷な労働を強いられ
命を落とした人は少なくありませんでした。
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