2009/01/11 00:23:51
旧田中福松邸(小樽市鰊御殿)
明治~大正時代に盛んであったニシン漁で財を成した
網元達が競って造った木造建築物。
網元達が競って造った木造建築物。
当時の北海道の僻地ぶりを勘案すれば、図抜けた豪華さを誇る
木造建築物で、明治中期~末期のものは和洋折衷の様式を取り入れ
ているものもあり、流行に敏感な一流の棟梁を招聘して造らせた。
内部は多層構造となっており、1階は網元の居宅、ニシンの加工場。
木造建築物で、明治中期~末期のものは和洋折衷の様式を取り入れ
ているものもあり、流行に敏感な一流の棟梁を招聘して造らせた。
内部は多層構造となっており、1階は網元の居宅、ニシンの加工場。
2階~3階部分は漁に従事する労働者(ヤン衆)の宿泊施設、
ニシンの見張り台となっていることが多い。
ニシンの見張り台となっていることが多い。
小樽市鰊御殿は現存する中では最大規模を誇り
明治30年頃、当時鰊大尽と呼ばれた積丹半島有数の網元田中福松
が7年の歳月をかけ泊村に建設したのを移築したものです。
明治30年頃、当時鰊大尽と呼ばれた積丹半島有数の網元田中福松
が7年の歳月をかけ泊村に建設したのを移築したものです。
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