2010/11/11 00:48:52
オホーツク文化4
“オホーツク人”は5世紀ころに出現し、モヨロや常呂、紋別などオホーツク海沿岸
の広範囲に確かな足跡を残し、10世紀ころにはこつ然と姿を消す。
かれらは何者なのか。どこから来て、どこへ去ったのか。ひるがえって、日本人とは何か。
「ともかくも、私ども日本人の体のなかに、北の海で海獣と格闘してきた“オホーツク海人”
の血も入っていることになる」(「縄文の世」の章より)
「そのことを知っただけで豊かな思いを持った」(「旅の終わり」の章より)、と司馬著者は言う。
かつて北海道にはアイヌ民族とも和人とも異なった第3の民族
が暮らしていました。
それがオホーツク文化人と呼ばれた民族です。
常呂にはオホーツク文化の遺跡を含む2000を超える竪穴住居跡
があり、国内最大級の遺跡を見ることができます。
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