忍者ブログ
2025 06
≪ 2025 051 2 3 4 5 6 78 9 10 11 12 13 1415 16 17 18 19 20 2122 23 24 25 26 27 2829 30 2025 07 ≫
*admin*entry*file*plugin| 文字サイズ  

[PR]  New!

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



 10 

 

 厚田村(あつたむら) 10   

 子母沢寛(しもざわ かん)と異父兄弟・三岸好太郎について。  
寛(本名・梅谷松太郎)は明治25年2月1日に厚田村で生まれた。
生母は三岸イシだが、生後ほどなく祖父梅谷十次郎、祖母スナに引き取られた。 

 三岸イシは、厚田村から札幌に出て11年後に好太郎を生んだ。
好太郎は今の札幌南高校ころから公募展で入選をし、卒業後東京に出るや
天才の評判をよぶ洋画家となった。
19歳(大正11年)の時に女子美で知り合った吉田節子と21歳で結婚する。
(節子とは1999年、94歳で亡くなった三岸節子画伯)。
 好太郎は31歳で胃潰瘍が悪化し、心不全で急死してしまう。

現在、三岸好太郎美術館は北海道知事公館の敷地内にある。
三岸好太郎は一度も厚田村を訪ねたことはなかったが、出生地は「石狩ルーラン16番地」
と書いている。それだけ、母親から厚田村の話を聞いていたのだろう。
子母沢寛は新聞記者となるが11歳年下の好太郎を何かと世話をしたという。  

 (写真は三岸好太郎の画・札幌大通公園 昭和7年)
PR


この記事へコメントする








絵文字:
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字








2008年8月7日。 日本の一番東にある根室から出発します!
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
HN:
上家二三夫
性別:
男性